MCPClient の URL 接続に認証ヘッダーのサポートを追加

[daisuke-awaji]

概要

MCPClient で URL ベース接続（SSEEvents, StreamableHttp）を使用する際に、認証ヘッダーなどの HTTP ヘッダーを設定できる機能を追加しました。

変更内容

1. McpServerConfig インターフェースの拡張：

   • headers?: Record<string, string> プロパティを追加して認証ヘッダーなどのHTTPヘッダーをサポート

2. MCPClient の fromUrl メソッドの強化：

   • headers パラメータを受け取るように拡張
   • StreamableHTTPClientTransport と SSEClientTransport の両方にヘッダー情報を渡す機能を追加

3. スキーマ定義の更新：

   • mcpServerConfigSchema の URL 形式サーバー設定に headers プロパティを追加

4. URL接続処理の更新：

   • initMcpFromAgentConfig 関数内で URL 接続時にヘッダー情報を渡すよう更新
   • testMcpServerConnection 関数も同様に更新

5. Strands エージェント変換処理の更新：

   • ヘッダー情報を含む設定ファイルを生成できるよう修正

使用例

この変更により、次のような設定でヘッダー付きMCP接続が可能になります：

{
  "name": "authenticated-api",
  "url": "https://api.example.com/mcp",
  "headers": {
    "Authorization": "Bearer token123",
    "X-API-Key": "api-key-value"
  }
}

互換性

すべての変更は後方互換性を保っており、既存のコードには影響がありません。ヘッダーが設定されていない場合は、従来通りの動作となります。

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