https://calico-blanket.github.io/pdf-hosting/
- InDesignから目次付きPDFを作成(相互参照形式)
- インタラクティブPDFと印刷用PDF(ハイパーリンクON)を出力済み
- Androidでは目次リンクがテキスト扱い(無効)になる
- Appleデバイスではすべて正常にリンクが動作
- 一部の相互参照リンクはAndroidでも動作している
- PDF自体は正しく出力されている(Appleで動作)
- Androidのビューアが相互参照形式のリンクを無視する傾向あり
- 特に自動生成された目次(相互参照ベース)は非互換性が高い
- InDesignの「ハイパーリンク」パネルから、各目次項目にページリンクを設定
- 相互参照ではなくハイパーリンク形式にすることでAndroidでも高い互換性
- ページ数が変わるとリンクがずれる点に注意
- QRコードの遷移先を中間案内ページにし、「Adobe Acrobatで開いてください」などの文言を記載
- 直接PDFを開かせず、案内→ダウンロード→専用アプリで開く流れにする
- 段落スタイルからInDesignでブックマークを作成
- Androidでも対応しているビューア(Adobe, Xodoなど)では機能する
方法 | Android互換性 | 労力 | 備考 |
---|---|---|---|
自動目次(相互参照) | ✘ | 低 | Androidの多くで無効 |
インタラクティブPDF(目次あり) | ✘ | 中 | 出力形式は正しくても非対応あり |
手動ハイパーリンク設定 | ◎ | 高 | 最も確実な方法 |
ブックマーク併用 | △ | 中 | ビューア依存(Xodo等) |
閲覧アプリ誘導(中間ページ) | ○ | 中 | ユーザー案内が必要 |
- 目次に関しては「手動でのハイパーリンク設定」がAndroid対応としては最も確実
- 閲覧者のPDF環境に配慮し、中間案内ページを設けることも検討
-
InDesignでは、以下の2種類のリンクが作成可能です:
- 目次(TOC)機能で自動生成されるリンク:これは「相互参照(クロスリファレンス)」の一種で、段落スタイルに基づいてリンクが自動的に埋め込まれます。
- 本文中に手動で設定する相互参照リンク:ユーザーが任意のテキストにリンクを設け、他のページにジャンプさせるものです。
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Apple製デバイス(iOSの「ファイル」アプリやSafari、Macのプレビュー.appなど)は、上記の両方のリンク形式を「内部リンク」として解釈し、正常にページ遷移が行えます。
-
一方、多くのAndroid端末の標準PDFビューア(Google Chrome内のPDF表示機能やGoogleドライブのプレビューなど)では:
- 手動で作成した相互参照リンクは正常に機能します。
- 目次(TOC)機能で自動生成されたリンクは、リンクと認識されず単なるテキストとして扱われることが多いです。
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Androidでも「Adobe Acrobat」や「Xodo PDF」などの専用ビューアアプリを使用すれば、TOCリンクも含め正しく動作する場合がありますが、すべての閲覧環境で保証されるわけではありません。